『「天職」がわかる心理学』の紹介をします。
転職したいと思った時、本屋さんで見つけた本です。
この本を読んで「自分の本音」に向き合う大事さに気付けました。
・自分の本当にしたいことを認識できていない人
・「好き」という感情を忘れた人
・心の壁をつくらないこと
『「天職」がわかる心理学』の内容紹介
『「天職」がわかる心理学』の作者は中越裕史さん
・心理カウンセラー
・1979年生まれ
「やりたいこと探し専門」の心理カウンセラーをする
『「天職」がわかる心理学』の初版は2011年7月
初版は2011年7月29日です。
『「天職」がわかる心理学』の分量・読みやすさ
単行本サイズの本です。
もともとブログに書かれていたことを本にまとめて書いたそうなので、テーマごとに読みやすい内容になっていました。
目次で読みたいページから読むこともできます。
読み進めやすかったです。
『「天職」がわかる心理学』の目次
天職ってなんだろう?
「本当にすきなこと」の見つけ方
自分が変わる魔法の習慣
自分が変われば人生が変わる
『「天職」がわかる心理学』のざっくりしたあらすじ
この本は主に目次の通り4つの章に分かれています。
章を追っていくことで、自分の好きなことを見つけていくという内容になっています。
はじめに
Step1
「天職」とはそもそも何か?
という説明から始まります。
Step2
↓
Step3
と進む中で、
普段少しの時間でいいから自分の気持ちに向き合う
↓
少しずつしたいことをやり始める
といった形で、具体例を交えながら分かりやすく自分探しの方法が書かれています。
『「天職」がわかる心理学』を読んだきっかけ
この本を買った時は、「自分の今の仕事が向いていないのではないか」とか「このまま今の仕事をずっとしていっていいのか」とかを考えていました。
楽しそうに仕事をしている人はたくさんいますが、自分はあまり楽しんでいなかったんです。
そんな時、自分が楽しめる仕事が見つかるかもしれないと思って買いました。
『「天職」がわかる心理学』から僕が学んだこと・気づいたこと
僕は「自分の好き」という感情に気付けるようになりました。
「好き」という気持ちを封印した青年期
僕は自分の感情を押し殺すのが正義と思っているような節があって、なかなか自分の心に気付いていなかったんです。
僕が生まれ育った地域はかなり保守的な雰囲気でした。
地元の公立中学に入学した時、音楽に興味があって吹奏楽部に入りたい気持ちが少しありました。
本音では入りたかったんだと思います。
でも20数年前の当時、吹奏楽部に男子生徒はいませんでした。
「男が楽器をするものではない」
という風潮があったんです。
(今では変わっているかも知りません。)
中学では吹奏楽部には入らず別の運動部に入りました。
高校受験で志望校を探していた時、男子校に吹奏楽部が存在していることにびっくりした覚えがあります。
こういう保守的な環境もあってか「自分の好きなこと」をごまかしながら育ったように思います。
大学生・社会人も惰性で生活していた
この本を読んで、今まで惰性で生きてきたことを強く感じました。
なんとなく大学に行き、就職すべきだから就職しました。
「好き!」とか「これをしたい!」という思いを強くもたないまま生活しました。
大学に行けたことは本当にありがたいです。
ただ、大学にはやりたい学問があって行ったのではなく、周りがみんな行ってたから行ったという気持ちがありました。
自己分析もそれほどせず、新卒で内定をもらえた会社で今も勤務しています。
学生生活や仕事で「好き」という感情をあまり気にせず生きました。
『「天職」がわかる心理学』を読んで心のブロックがほぐれた
『「天職」がわかる心理学』を読んで、それまで考えなかった「好き」という感情の大事さに改めて気づきました。
今、仕事をしていて、本当にこの仕事好きだったのかな???と思うことがあります。
今の生活を否定するつもりはありません。
でも、この仕事は自分にあっているのか?
という疑問を常に持って仕事をしているからか、仕事に身が入りきらない思いもあります。
大の大人が何を思っているんだ!とツッコミが入るかもしれませんが、今も心の中で少しモヤモヤした感情があります。
この本を読んで、自分の好きなことを見つける努力ができました。
僕にとってはとても大きなきっかけでした。
『「天職」がわかる心理学』をぜひ読んでほしい人
・自分の本当にしたいことを認識できていない人
・「好き」という感情を忘れた人
好きという気持ちを封印している人には、自分が閉じ込めた気持ちを見返す良いきっかけになると思います。
ネットで少し否定的に書いてある口コミを見つけました。
ネットの口コミ
当たり前のことが書かれていて参考にならなかった
普段から自分の気持ちに向き合えている人にとっては、必要のない本だと思います。
でも、なかなか自分の気持ちに向き合う機会がないまま過ごしてしまっている人もいると思います。
自分の気持ちに向き合うには良い道しるべになると思いました。
好きな仕事をできている人は幸せだと思います。
『「天職」がわかる心理学』のまとめ
「好きな仕事」を見つけるためにも少しは努力しないといけないと思います。
閉じ込めていた気持ちに気付いていくことをしないといけません。
この本では少しずつ自分の気持ちに気づいていけるよう、「はじめはこんなことをしましょう」やさしく丁寧にステップを教えてもらえます。
自分の「天職」をみつけるために、気になったらぜひこの本を読んで下さい。
本を通して一緒にレベルアップしていきましょう!!
最後まで読んで下さりありがとうございました。