【本レビュー】『85歳おばあちゃんでも年商5億円』何歳でも挑戦できる!

  • 2020年5月28日
  • 2020年7月12日

和田京子さんの『85歳、おばあちゃんでも年商5億円』という本を紹介をします。

たすく
裏表紙に書かれている程度の内容紹介と、この本を読んで感じたことを紹介します

この本を読んでストレートに思ったことは、

何かを始めるのに、年齢を理由に諦めてはいけない!!

ということでした。

・宅建の勉強をしている人
・不動産業を知りたい人
・これから家を買う人、売る人
・年齢であきらめている人
・本から知識を得たい人
・年齢に関係なく挑戦すること
・80歳から不動産業を5年間営んだ体験談

作者は85歳の「おばあちゃん」和田京子さんです。

テレビでも取り上げられていたそうなので、知っている人がいるかもしれません。

専業主婦しか経験がなく、77歳でご主人を亡くされるまで老老介護をされていたそうです。

でもお孫さんの言葉で不動産関係の資格を勉強され、

79歳、女性では最高齢の宅建合格
80歳、不動産屋を開業
85歳、バリバリ仕事

というパワフルな生活を送っていらっしゃいます。

基本的にはビジネス本ですが、作者の実体験がたくさん書かれていて小説のように感情移入して読めました。

たすく
やる気が出ない人にプレゼントしたい、ステキな本でした

簡単に紹介します。

『85歳、おばあちゃんでも年商5億円』の内容紹介

この本の作者は和田京子さん

[作者]和田京子氏
・和田京子不動産の社長
・1930年、愛知県岡崎市生まれご主人と死別されるまでは専業主婦
79歳、女性では最高齢の宅建合格
80歳、不動産屋を開業
85歳、バリバリ仕事

という経歴をお持ちです。

79歳の最高齢で宅建合格、85歳でバリバリ仕事、パワフルですね!

「WAVE出版」から2016年3月15日初出版

[出版社] WAVE出版
[初版]  2016年3月15日

223ページ・完読目安時間は2時間・読みやすい本

223ページ
2時間位

1ページを30秒で読んだとして、
223ページ×30秒=6690秒=約115分=約2時間

早い人だと2時間もかからないと思います。

非常にやさしい

文字は大きいです。

行間もとられていて読みやすいです。

この本の目次

第1章
79歳主婦、宅建の受験生に
第2章
80歳、おばあちゃんは社会人1年生
第3章
80歳、和田京子不動産誕生
第4章
82歳、本当のはじまり
第5章
85歳、今ひとたびの青春

『85歳、おばあちゃんでも年商5億円』あらすじ

・宅建の勉強中の様子
・不動産業を立ち上げ中の出来事
・実際に5年運営した経験されたこと

以上が主なストーリーとして書かれています。

ところどころに、若かった頃の話や夫婦生活の話が書かれていています。

昭和初期と現在の勉強スタイルの違い、戦争体験、病気の経験、老老介護など、85歳の方しか書けないことも書かれています。

ちょっとしたエピソードは感情に訴えられるものがあり、涙もろい僕はちょっとキュンとした部分もあります。

80歳代とは思えない若々しいエピソードもたくさん入っていて飽きない内容でした。

たすく
宅建の勉強や不動産業の話がメインですが、85歳までの人生のエピソードがいくつもあり、ちょっとした伝記になっています

この本を読んだきっかけ

宅建の資格に興味があり、探している中で見つけた本でした。

実際に不動産業をしている人の体験を読めるのがおもしろそうで買いました。

実際に読んで良かったです。

アタリの本でした。

この本から僕が学んだこと

年齢に関係なく挑戦すること

「年齢を理由に挑戦しないはダメ!」と思いました。

作者は79歳で宅建を取得されています。

この作者に比べると僕はアラフォーでまだまだ若いですが、それでも10歳代や20歳代に比べると年を重ねています。

もちろん、年齢制限があったり、体力が足りなかったりしてできないこともあります。

でも「精神面で年齢を理由に諦めるのはいけない」と改めて感じました。

80歳から不動産業を5年間営んだ体験談

不動産屋の仕事の流れを裏から少し覗かせてもらえました。

家を買ったり、借りたりする一般消費者の目線ではみえないことも書かれていて、仕事の流れを教えてもらえました。

不動産業の申請、集客、自社サービスの見直しなど、ビジネス面で工夫されていることも書かれています。

同業他社からの嫌がらせ行為など、商売の裏側も垣間見ることができました。

たすく
不動産実務が分かります

この本をぜひ読んでほしい人

・宅建の勉強をしている人
・不動産業を知りたい人
・これから家を買う人、売る人
・年齢で諦めている人
・本から知識を得たい人

宅建を勉強中の人には、合格後の独立する場合の様子が分かる貴重な本だと思います。

これから家を買う人、売る人にとっても、不動産業者がどのような仕事をしているのかが分かりやすく書かれいて、先方の考えが分かるのではないかと思いました。

「何かを始めたいけど年齢で諦めている人」にとっては勇気づけられる本です。

この「おばあちゃん」の話を読んでいると、年なんて言っていられないという気持ちになります。

もちろん、本好きの人には楽しく読める内容なのでお薦めです。

『85歳、おばあちゃんでも年商5億円』のまとめ

「年齢を言い訳にできない」というのがこの本から最も響いたことです。

「もう年だから」とか「今さら~」と言って何も始めないのは罪だなと思いました。

そして、分かりやすく宅建の資格の話や不動産業の実務に触れられていて、不動産業のことをより深く知るきっかけになりました。

不動産に興味のない人でも、「80歳代で挑戦した話」としてとても楽しく読めると思います。

気になったらぜひこの本を読んで下さい。

本を通して色んなことを勉強しましょう!!

最後まで読んで下さりありがとうございました。